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自宅サーバーのアップグレード [PC]

先ずは、「たこせん」の作り方から。(笑)

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1.たこ焼きを作ります。

冷凍のたこ焼きを電子レンジでチンして、ソースとおかかをかけただけ。
青のりを切らしていたのが残念です。


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2.えびせんの上に適量のたこ焼きをのせます。

今回えびせんは「みりん焼き」を使用。
(皿くらい使えよ!)


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3.上からえびせんをもう一枚のせてサンドイッチにして出来上がり。


食します。なかなか美味です。えびせんとソースが良く合ってます。


次は電子レンジで「ふかしいも」(爆)

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15分程水に浸しておいたサツマイモを濡れたままキッチンペーパーで包んで、電子レンジの弱(200W)で、17分チンしました。


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中まで良い感じで火が通ってましたが、甘みが足りません。
やはり遠赤外線には勝てないようです。再考の余地有りです。




ここから、ちょっと難しい用語が出てきたりします。

【自宅サーバーのアップグレード】

09031006.JPGうちの自宅サーバーは、PC98-NX Mate MA70H を使っています。Celeron 700MHz 搭載のオフィス用のPCで、個人ユーザーには販売していなかったものだと思われますが、昔々アキバのジャンク屋で、7k円で入手しました。
当初は Win2k がインストールされていましたが、Linux を入れて、常時接続のサーバーとして使っています。
低消費電力で、静かで、熱くならない、場所を取らないので、サーバーにはもってこいなのです。


この自宅サーバーは、OS に、とっくの昔にサポート停止になった、Red Hat Linux 9 を使っていて、セキュリティ上の不安がありました。また、慢性的に HDD の容量不足にも悩まされていました。そこで、HDD を少し大きな物に換装して、OS も入れ換えちゃえと言うことになったのです。

性能的には Celeron 700MHz で何の問題もなかったのですが、ついでに CPU もアップグレードする計画でした。

[1].CPU交換

09031007.JPG先ずは、Ultimate Boot CD というブータブルなツール集を立ち上げて、現在の CPU の情報を表示させます。
Celeron 700MHz、FSB は 66MHzと表示されました。事前の調査の通りです。


09031008.JPG続いて、CPUの交換に移ります。Mateの分解はとても簡単。自作機のタワーより CPU へのアクセスは容易です。
ファンを取り外して、CPU を拝むとこんな感じ。
早速、2個用意した Pentium III 1GHz (FSB=133MHz) の CPU を取り付けて起動してみます。
あれ~? 画面真っ暗で、BIOSも起動しません。2個とも同じです。


同型機で、P3 1G 搭載モデルがあったので、多分大丈夫と思っていたのですが、メインボードに FSB 設定用のジャンパらしきものも無いし、お手上げ状態。CPU 自動検出でなんとかなるという希望的観測はあえなく崩れ去りました。orz

P3 の CPU 自体、ヤフオクからジャンク扱いで入手したものなので、壊れていたのかもしれませんが、確認する術がないので、この件は一旦棚置きとしました。残念。


[2].HDD 換装 & OS のインストール

 HDD を 250GB のものへ換装し、先ほども使った、Ultimate Boot CD を立ち上げて、きちんと新しい HDD が認識されているか確認します。(BIOSでは確認出来なかったので、Ultimate Boot CD を使っています。)
Capacity も250GB と正しく認識されているようです。

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続いて OS のインストールです。今回 OS には、Linux の CentOS 5.2 を選びました。
CentOS は、Red Hat Linux Enterprise のソースが使われていて、サーバ用途として十分な機能・性能とセキュリティ性能も持ち合わせていると判断したからです。

インストール媒体は、CD 6枚。FTP サーバーからダウンロードして、CD-R に焼いて使います。DVD 形式でも配布されていますが、MA70H には DVD ドライブを装着していません。

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1枚目をセットして、インストール開始。指示に従い CD-R を順次入れ換えてインストールしていきます。


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所要時間1時間程で難なくインストール完了。問題なく CentOS が立ち上がりました。



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次にユーザーアカウントの作成、ネットワークの設定を行います。DHCP は使わず、固定IP で、ローカルIP を割り付けています。
ゲートウェイのポートマッピングを変更して、外からのサーバーへのアクセスを遮断した状態で、いよいよネットワークに接続。

Mozilla を立ち上げて、試しにぐーぐるを表示させます。問題なさそうです。

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一旦再立ち上げすると、パッケージアップデーターが走りました。
「更新を適用」のボタンを押すと、Windows のソフトウェアの更新みたいに勝手に更新パッケージがインストールされていきます。今のLinux はここまでしてくれるのかと感心しきりです。


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更新完了。再起動します。
更新ファイルをちまちま入手して、手動でインストールしていた時代が遙か昔のようですね。



[3].サーバーの構築

 各種サーバーのデーモンプログラムは、OS インストール時に同時にインストールされ、OS 立ち上げ時に一緒に起動されるように設定されていますが、実際に使用するには、各種設定が必要です。当面必要な Samba と ftpd の設定を行いました。

[新月] Samba サーバーの設定。

 Samba の環境は、旧OSでも構築していましたが、メインPCを Vista にしてから、認証方法の違いでサーバーの共有フォルダにアクセス出来ない状態でした。(セキュリティレベルを下げれば、Samba サーバーにアクセス可能なことを確認はしていましたが)
Samba の新しいバージョンでは、Vista からでも使用可能になるはずです。

設定は全て GUI で出来ます。かつては、CUI 至上主義みたいなところもありましたが、テキストエディタで .conf ファイルを修正するより、遙かに分かりやすいです。
共有フォルダのパスと、Samba ユーザーの設定を行い、メインPCから接続を試みます。

パスワードは通りますが、共有フォルダにアクセス出来ません。サーバー機を見ると、SE Linux という常駐ソフトが、ログを吐いていました。Samba による ×××フォルダへのアクセスを防御したという内容です。Samba が許可されていないフォルダにアクセスしたため、SE Linux により不正アクセスと認識されたようです。

SE Linux の障害ログに解決策として表示されているコマンドを打ち込み、Samba に そのフォルダへのアクセス権を与えます。これで共有フォルダが、Vistaから見えるようになりました。でもまだフォルダの中に入れません。Samba ユーザーとして登録したユーザーに、共有フォルダとして設定したフォルダへのアクセス権がなかったのです。間抜けですね。基本的なことなのに。

アクセス権の設定を行い、やっとこさ、Vista から Samba サーバーが使えるようになりました。
でも日本語のファイル名が化けてる。orz
これは、また今度対策することにしよう。(出来るのかな...)

[新月] ftpd の設定

 CentOS に標準装備されている ftp サーバーは、vsftpd です。機能的にはちょっと貧弱(設定出来る項目が少ない)ですが、十分使えます。
試しに接続してみると、ユーザー認証後の home フォルダへのアクセスで弾かれています。Samba と同様に SE Linux によって、vsftpd からの home フォルダへのアクセスが防御されていました。同じ方法でこれを回避します。

後は、anonymous ログインを禁止したり、ユーザの home フォルダから上の階層が見えないようにするなどの設定が必要です。これは GUI 化されていないので、テキストエディタで vsftp.conf ファイルを直接修正しなくてはいけません。
修正後、vsftpd を再起動し、修正した vsftp.conf を反映させます。

宅内 LAN で動作確認を行ったあと、ゲートウェイのポートマッピングの設定を元に戻して、外からのアクセスを可能にし、ユーザー様に外からの接続確認を依頼。
ところが、フォルダは見えるけど、書き込みが拒否られるとのレポートあり。

サーバーの中のファイルを旧 HDD からコピーして、HDD 交換前の状態を復元したのですが、コピーしたフォルダの所有者がそのとき使ったユーザーのものになっていたので、他のユーザーには書き込みが出来なかったのです。またしてもケアレスミス。orz

早速、該当フォルダのアクセス権の設定を変更。これで問題解決し、ftp 環境も OK になりました。

 文章にしてしまうと、チャチャッと出来たみたいですが、か~な~り~時間が掛かってしまいました。Celeron 700MHz でもサクサク動いてくれる Linux。今までサーバーとしてしか使っていませんでしたけど、デスクトップ環境も充実してきているようです。窓くんには飽き飽きなので、一度使ってみたいもんです。

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コメント 4

フロの飼主

好きですねえ~♪
以前、Home Video serverを組もうかと思っていましたが、時間が無くてHDD Recorderを買って終わりにしました。(軟弱者)
今、このコメントを打っているPCもFloppy差してBootするとLedhatの9が立ち上がりますし、クラッシュしたPCのレスキューはKNOPPIXをCD Bootですが、仕事で使うPCはOfficeが肝ですよね?
OpenOfficeも相手が貰ってくれればOKなのですがね。
CPU交換もご健闘あれ♪
by フロの飼主 (2009-03-10 23:55) 

な王

>フロの飼主さん

OpenOffice がどれだけ使い物になるのか、一度試してみたいですね。
この分野はやはりMSに一日の長があるように思います。

CPU交換、ちょっと悔しいですね。P3 は、1個 500円くらいで入手したので、痛手はありませんけど、他に P3 マシンを持っていないので、動作確認が出来ません。
CPU が壊れているのか、P3 1G という発想が間違っていたのかが分からないと前に進めませんね。

by な王 (2009-03-11 09:22) 

如月

炭水化物を我慢している身にはつらい><
つらすぎる><
うちのオーブンレンジで1時間かけて焼いた焼き芋は石焼き芋屋さんと同じ味だよ。やっぱ時間かな。
by 如月 (2009-03-11 14:38) 

な王

>如月さん

「たこせん」美味しかったですよ。ソースとえびせんの味のマッチングが絶妙です。
パリパリの間に柔らかいたこ焼きの食感もグーです。
ソースは勿論、おたふくソースです。

やっぱり、お芋は時間ですかね。でも1時間は長いな-。それくらいでないと甘みは出ないですか。次はもう少しレンジの時間を長くしてみようと思います。

by な王 (2009-03-11 18:15) 

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