ピンホールカメラ [おもしろグッズ]
ピンホールカメラを購入しました。小さな穴から盗撮を行うような、いかがわしいスパイグッズを想像した人!そう、そこのあなた。そうじゃなくて、昔懐かしい針穴写真機のことです。
今回入手したのは、トイカメラでは有名な HOLGA の 135PC です。見た目とってもチープです。だって、トイカメラですから。このカメラは、普通の 35mm フィルムが使えるので、現像も普通に DPE 店に出せて便利です。
針穴写真機の原理はとても単純で、小学校の理科の授業や、学研の付録で作った人も多いと思います。なので、詳しい説明は割愛しますが、ソフトフォーカスの不思議な写真が撮れます。因みに、デジカメで撮った写真と比べるとこんな感じです。ピンホールカメラの写真は、DPE でプリントしたものをスキャナで取り込んだもので、明るさなど少し原版と違っています。
橋、夕景
デジカメ F8.0
シャッタースピード 1/400
ピンホールカメラ
露光時間 約1秒
ただのピンボケ写真ですね。(笑) この写真のシャッタースピード(露光時間)は、約1秒です。
ピンホールカメラは、レンズがなくて、小さな穴が開いているだけなので、固定焦点で絞りも固定です。このカメラの絞り値は f/175 で、通常のカメラと比べるとかなり大きな値です。従って、撮影には非常に長い時間が必要です。シャッターは、ボタンを押している間、開きっぱなしになります。
説明書を見ると、ISO400 のフィルムの場合での露光時間は、
・明るい日光:1~3秒
・曇りの日 :5~10秒
・屋内:2~10分
・夜間:30分(+)
となっています。かなりアバウトです。ISO値が落ちるとそれだけ露光時間が長くなります。これだけアバウトだと、いったいどのくらいの露光時間にすればいいのか悩みます。適当でも良い気もしたのですが、いきなり失敗するのは嫌なので、ちゃんと計算することにしました。今回は、説明書で推奨されている ISO400 のフィルムを使うことにします。デジカメを準備し、感度を ISO400 に固定して、シャッターを半押しすると、絞り値とシャッタースピードが液晶に表示されますね。この値とピンホールカメラの絞り値(f/175)から、ピンホールカメラの露光時間を計算しました。
ピンホールカメラは、露光時間が長くなるので、必然的に三脚とケーブルレリーズが必要になります。手で持っていたら、ブレてしまって、撮影どころではありません。
これでも中学の時写真部だったので、ケーブルレリーズは持っていました。
こんな感じでカメラのシャッターボタンに接続して、シャッターを切る、または固定するために使います。
私、物持ちがいいんです。ん十年前のケーブルレリーズは、ちゃんと動いてくれました。露光時間が長ーいときは、横っちょのネジを回して、シャッターを固定出来ます。
生コン工場
デジカメ F3.3
シャッタースピード 1/30
ピンホールカメラ
露光時間 93秒
黄昏てますね。
夕暮れの道路
デジカメ F4.5
シャッタースピード 1/3.2
ピンホールカメラ
露光時間 2分
車のテールランプが流れて、何となく幻想的です。
バイク
ピンホールカメラ
露光時間 28秒
お約束のマイバイクです。
まだまだフィルム1本、試し撮りしたところです。人にお見せ出来るような写真は撮れません。でもなんとなくフィーリングは掴めたので、次は被写体をちゃんと考えて撮りたいと思います。多重露光や、意図的なブレを使えば、更に面白い写真が撮れそうです。L版にプリントしたものをスキャナで取り込むと画質が落ちるので、フィルムスキャナが欲しいところです。でもカメラより高価ですね。
今回入手したのは、トイカメラでは有名な HOLGA の 135PC です。見た目とってもチープです。だって、トイカメラですから。このカメラは、普通の 35mm フィルムが使えるので、現像も普通に DPE 店に出せて便利です。
針穴写真機の原理はとても単純で、小学校の理科の授業や、学研の付録で作った人も多いと思います。なので、詳しい説明は割愛しますが、ソフトフォーカスの不思議な写真が撮れます。因みに、デジカメで撮った写真と比べるとこんな感じです。ピンホールカメラの写真は、DPE でプリントしたものをスキャナで取り込んだもので、明るさなど少し原版と違っています。
橋、夕景
デジカメ F8.0
シャッタースピード 1/400
ピンホールカメラ
露光時間 約1秒
ただのピンボケ写真ですね。(笑) この写真のシャッタースピード(露光時間)は、約1秒です。
ピンホールカメラは、レンズがなくて、小さな穴が開いているだけなので、固定焦点で絞りも固定です。このカメラの絞り値は f/175 で、通常のカメラと比べるとかなり大きな値です。従って、撮影には非常に長い時間が必要です。シャッターは、ボタンを押している間、開きっぱなしになります。
説明書を見ると、ISO400 のフィルムの場合での露光時間は、
・明るい日光:1~3秒
・曇りの日 :5~10秒
・屋内:2~10分
・夜間:30分(+)
となっています。かなりアバウトです。ISO値が落ちるとそれだけ露光時間が長くなります。これだけアバウトだと、いったいどのくらいの露光時間にすればいいのか悩みます。適当でも良い気もしたのですが、いきなり失敗するのは嫌なので、ちゃんと計算することにしました。今回は、説明書で推奨されている ISO400 のフィルムを使うことにします。デジカメを準備し、感度を ISO400 に固定して、シャッターを半押しすると、絞り値とシャッタースピードが液晶に表示されますね。この値とピンホールカメラの絞り値(f/175)から、ピンホールカメラの露光時間を計算しました。
ピンホールカメラは、露光時間が長くなるので、必然的に三脚とケーブルレリーズが必要になります。手で持っていたら、ブレてしまって、撮影どころではありません。
これでも中学の時写真部だったので、ケーブルレリーズは持っていました。
こんな感じでカメラのシャッターボタンに接続して、シャッターを切る、または固定するために使います。
私、物持ちがいいんです。ん十年前のケーブルレリーズは、ちゃんと動いてくれました。露光時間が長ーいときは、横っちょのネジを回して、シャッターを固定出来ます。
生コン工場
デジカメ F3.3
シャッタースピード 1/30
ピンホールカメラ
露光時間 93秒
黄昏てますね。
夕暮れの道路
デジカメ F4.5
シャッタースピード 1/3.2
ピンホールカメラ
露光時間 2分
車のテールランプが流れて、何となく幻想的です。
バイク
ピンホールカメラ
露光時間 28秒
お約束のマイバイクです。
まだまだフィルム1本、試し撮りしたところです。人にお見せ出来るような写真は撮れません。でもなんとなくフィーリングは掴めたので、次は被写体をちゃんと考えて撮りたいと思います。多重露光や、意図的なブレを使えば、更に面白い写真が撮れそうです。L版にプリントしたものをスキャナで取り込むと画質が落ちるので、フィルムスキャナが欲しいところです。でもカメラより高価ですね。
ソフトと言えばソフトですが、ピンぼけと言われればピンぼけのようにも見える。(笑)
デジカメでシャッタースピードが長いとき、業とタイマーにしますが、レリーズ付けられるならレリーズにしたいくらいですよね。昔、オリンパスでリモコンの付いてるデジカメがあって、危うく買いそうになった事がありましたっけ。
by フロの飼主 (2008-12-23 21:23)
シャッターを押すと時に、どうしてもブレてしまいますから、レリーズがつけられるといいですね。夏に花火大会の撮影で、すべて花火がブレていて使い物になりませんでした。
セルフタイマー使用ですか。これはいいかも。でも残念ながら花火には使えませんね。
by な王 (2008-12-24 10:15)