埼玉アンダーグラウンド(首都圏外郭放水路) [バイク]
わたしは昔から地下の空間が大好きです。
洞窟、鍾乳洞はもちろん、トンネルや下水道などの人工的な地下施設も大好物なんです。
埼玉県の中川・綾瀬川流域に、この地域の水害を防ぐために作られた「首都圏外郭放水路」という巨大な地下施設があります。今回、幸運にもこの施設の見学会の予約が取れたので、行ってみることにしました。
「首都圏外郭放水路」について詳しく知りたい方は、江戸川河川事務所のホームページをご覧下さい。
見学会の予約はホームページから出来ます。
(国土交通省 首都圏外郭放水路 庄和排水機場)です。
ここで、見学会が開かれています。
朝からバイクで出動しました。
定刻の30分前に到着。
ちょっと時間を持て余してしまいました。
首都圏外郭放水路は、国道16号線の地下50mに全長6.3kmもの地下水路と、5つの立抗、調圧水槽と4機のポンプを備えた排水機場を持つ世界最大級の地下放水路で、この地域の中小河川の洪水を地下に取り込んで江戸川に流す役目を担っています。
開始時間になり、見学会が始まります。
排水機場(龍Q館)内での模型を使った説明の後、調圧水槽の見学へ。
排水機場の屋上からの眺め。
調圧水槽はこのグランドの下にあります。サッカー場2面分の広さがあるとのこと。
グランドの左奥にある、コンクリートの小さな四角い建物が地下の調圧水槽への出入り口です。
いよいよ調圧水槽へ。
階段で地下へ下りる際に、途中で立ち止まらないように注意を受けています。
階段を下りながらの写真撮影も危険なので禁止です。
それでは、地下世界へ。レッツラゴー!w
大きな柱が立ち並ぶ、調圧水槽の内部です。(クリックすると別窓が開きます。)
天井の高さは、5階建てのビルほど。神殿を連想させますね。
長さ177m、幅78m、高さ18mの巨大な水槽です。
広いし、でかいし、なかなかの迫力です。
湿っぽい空気も最高です!
こんな風景、アニメで見たことがありますね。きっとここがモデルだったんでしょう。
最近では、仮面ライダーディケイドの撮影に使われていました。
柱は全部で59本あるそうです。
見学者が入る場所だけは床の泥が取り除かれています。奥の方の泥は、年1回ブルドーザーを入れて掃除するとか。
手前で膝をついている人は別に何かを拝んでいる訳じゃありません。低い位置からの写真を撮ろうとされているんです。
一眼レフを持った女性が何人か見学会に参加されていました。お一人様で参加されている方も。
わたしも一人でしたけどね。
ブルドーザーは天井の穴から搬入するそうです。
蓋が閉まってますけど、青い光が漏れているところに穴が開いています。
調圧水槽に隣接している第1立坑。
高さ70m、直径30mの縦穴です。
スペースシャトルがすっぽり入ります。
落っこちたら命がありません。
立坑に溜まった水が調圧水槽に流れ込み、一定の水位を超えると、ポンプが動いて、調圧水槽の水を江戸川へ排水するしくみです。
長さ7m、幅2m、高さ18mの柱。
柱1本で500t もあるそうです。
天井を支えるだけならこんな重たい柱が59本も必要になるはずありませんね。
この柱には、水槽の床が浮き上がらないように押さえつける役割もあるそうです。
地中にあるとは言え、水槽には周囲からの圧力がかかっていて、水に沈めた水槽のように浮力が働いているとのこと。
ナルー
見学時間が終わり、名残惜しいですが、地上に戻らねばなりません。
降りてきた階段を今度は登ることに。結構足にきます。
帰りに排水機場を調圧水槽側から撮影。
2本の大きな塔は、排水ポンプを回すエンジンの煙突です。エンジンは、航空機用の14000馬力のガスタービンを転用。
ポンプは4セットあり、全部で1秒間に25mプール1杯分の水を排水する能力があるそうです。
でも今まで2台までしか動いたことがないんだそうです。
地下の見学時間は10分程でしたが、大満足でした。
もっと立坑に近づいてみたかったけど危険ですよね。
飛び降りたくなったら困るし。(笑)
洞窟、鍾乳洞はもちろん、トンネルや下水道などの人工的な地下施設も大好物なんです。
埼玉県の中川・綾瀬川流域に、この地域の水害を防ぐために作られた「首都圏外郭放水路」という巨大な地下施設があります。今回、幸運にもこの施設の見学会の予約が取れたので、行ってみることにしました。
「首都圏外郭放水路」について詳しく知りたい方は、江戸川河川事務所のホームページをご覧下さい。
見学会の予約はホームページから出来ます。
(国土交通省 首都圏外郭放水路 庄和排水機場)です。
ここで、見学会が開かれています。
朝からバイクで出動しました。
定刻の30分前に到着。
ちょっと時間を持て余してしまいました。
首都圏外郭放水路は、国道16号線の地下50mに全長6.3kmもの地下水路と、5つの立抗、調圧水槽と4機のポンプを備えた排水機場を持つ世界最大級の地下放水路で、この地域の中小河川の洪水を地下に取り込んで江戸川に流す役目を担っています。
<放水路の全体模型>
開始時間になり、見学会が始まります。
排水機場(龍Q館)内での模型を使った説明の後、調圧水槽の見学へ。
排水機場の屋上からの眺め。
調圧水槽はこのグランドの下にあります。サッカー場2面分の広さがあるとのこと。
グランドの左奥にある、コンクリートの小さな四角い建物が地下の調圧水槽への出入り口です。
いよいよ調圧水槽へ。
階段で地下へ下りる際に、途中で立ち止まらないように注意を受けています。
階段を下りながらの写真撮影も危険なので禁止です。
それでは、地下世界へ。レッツラゴー!w
大きな柱が立ち並ぶ、調圧水槽の内部です。(クリックすると別窓が開きます。)
天井の高さは、5階建てのビルほど。神殿を連想させますね。
長さ177m、幅78m、高さ18mの巨大な水槽です。
広いし、でかいし、なかなかの迫力です。
湿っぽい空気も最高です!
こんな風景、アニメで見たことがありますね。きっとここがモデルだったんでしょう。
最近では、仮面ライダーディケイドの撮影に使われていました。
柱は全部で59本あるそうです。
見学者が入る場所だけは床の泥が取り除かれています。奥の方の泥は、年1回ブルドーザーを入れて掃除するとか。
手前で膝をついている人は別に何かを拝んでいる訳じゃありません。低い位置からの写真を撮ろうとされているんです。
一眼レフを持った女性が何人か見学会に参加されていました。お一人様で参加されている方も。
わたしも一人でしたけどね。
ブルドーザーは天井の穴から搬入するそうです。
蓋が閉まってますけど、青い光が漏れているところに穴が開いています。
調圧水槽に隣接している第1立坑。
高さ70m、直径30mの縦穴です。
スペースシャトルがすっぽり入ります。
落っこちたら命がありません。
立坑に溜まった水が調圧水槽に流れ込み、一定の水位を超えると、ポンプが動いて、調圧水槽の水を江戸川へ排水するしくみです。
長さ7m、幅2m、高さ18mの柱。
柱1本で500t もあるそうです。
天井を支えるだけならこんな重たい柱が59本も必要になるはずありませんね。
この柱には、水槽の床が浮き上がらないように押さえつける役割もあるそうです。
地中にあるとは言え、水槽には周囲からの圧力がかかっていて、水に沈めた水槽のように浮力が働いているとのこと。
ナルー
見学時間が終わり、名残惜しいですが、地上に戻らねばなりません。
降りてきた階段を今度は登ることに。結構足にきます。
帰りに排水機場を調圧水槽側から撮影。
2本の大きな塔は、排水ポンプを回すエンジンの煙突です。エンジンは、航空機用の14000馬力のガスタービンを転用。
ポンプは4セットあり、全部で1秒間に25mプール1杯分の水を排水する能力があるそうです。
でも今まで2台までしか動いたことがないんだそうです。
地下の見学時間は10分程でしたが、大満足でした。
もっと立坑に近づいてみたかったけど危険ですよね。
飛び降りたくなったら困るし。(笑)
ふうむ。すごーい。
凸凹さんのツー、冒険みたいです。
地下は面白いですよね。
私も好きです。
by 如月 (2009-10-20 07:50)
>如月さん
地下は、薄暗くて湿った感じと閉鎖感がなんとも言えないっす。w
ここは春日部なので、如月さんちからもそう遠くないと思います。
予約すれば誰でも見学することが出来ますし、オススメです。
ちょい感動しますよ。
by 凸凹2008 (2009-10-20 10:27)
お~!
行きましたか?!
以前テレビで紹介されてるのを見て、行ってみたい!って思ってました。
巨大な地下構造物って感じで、圧巻ですよね。
大谷石の切り出し坑道の中も圧巻で行って見たい♪
by フロの飼い主 (2009-10-21 21:26)
地下の秘密基地ですね!
by たくや (2009-10-21 22:10)
>フロの飼い主さん
いつ見ても満杯の見学会の予約が、たまたま1名分空いていたんです。
これは予約するしかないって、何も考えずに即予約入れました。
大谷石の地下採掘場跡も面白そうですね。
宇都宮なら近いし、是非行ってみたいですね。
by 凸凹2008 (2009-10-22 01:59)
>たくやさん
サンダーバードみたいですよね。
立坑からは1号が出てきそうです。
ちょっと柱が多すぎて、2号の入る場所はなさそうです。
by 凸凹2008 (2009-10-22 02:03)